こちらのお話は2010年のお話です。
ライブ感を損ないたく無い為(書き直すのが面倒くさいという側面も無きにしも非ず)今更感が強いですが、自分の備忘録として記します。
前回のお話
さて、バダル駅に到着。Googleマップで方角を確認しながらテクテク歩く。程無く見えてまいりました。
聖地カンプノウ。
今で言えばメッシやシャビやイニエスタが。
自分個人的に言えばグァルディオラやロマーリオ、ストイチコフ。そして、翼くん!
僕が小学生の時、キャプテン翼が始まりそこからサッカー人生が始まったと言っても過言ではございません。そんな場所に今私は立っています。喉の奥が熱くなります!
まあ、実際はちょっと拍子抜けした部分も。
想像では、ローマのコロッセオの様なのを思っていたのですが、ぱっと見では、千葉ロッテマリーンスタジアムチック(決してマリンスタジアムがダメと言ってる訳ではありません)入場ゲートは川口オートレース場の入口にも見える(決して川口オートレース場がダメと言ってる訳ではありません)
けど、そんな些細な事はどうでもよくて、カンプノウですよ!カ・ン・プ・ノ・ウ♪(この場合は、プの後には2つ点を付けるべきか迷う)
先ほども言いましたがサッカーをやっていて、ここに来たくない人ってのは生粋のレアルファンぐらいじゃないですか!
少なく見積もっても世界で10億人ぐらいは来て見たいと思っている所だと思います。
もうコーフンしまくりですよ!ガマン汁でまくりですよ!先走ってます!ほとばしりがガマン汁と共に先走って(もういいですね
本当に取り乱してもなんら不思議ではない場所にいるのです。
このお話をしていると、お茶碗何杯でもいけてしまうので、次に。
そういえばサッカーのチケットの予約は日本でやったのですが、チケットの交換を考えていなかったです。たしか、チケット売り場で予約番号とパスポートとクレジットカードを見せればもらえると書いてあったなあ、なんて思っていると目の前にチケット売り場らしきものが。人も何人か並んでる。ついでなので、チケットを交換してみる。
すんなりゲット!
流石にバルサ戦のチケットだけあって光り輝いている〜(偽造防止のホログラフです)また、この話題で取り乱しそうなので次に。
まだ時間も早いので、バルセロナショップを目指す。
と、その前にノドが乾いたのでショップ前の売店でビールとフライドポテトを頼む。9ユーロぐらい。
いや〜カンプノウで飲むビールはうまいなあ。ポテトも…フォークが刺さらない。ガリガリ君のボソボソ君で喰えたもんじゃない(はい、注目!ここテストに出ますよ。フォークが刺さらないフライドポテトはまずい。いいですね〜)
さて、ビールを一飲みし、バルサショップへ。
うひょ〜!どこもかしこもバルセロナ!
夜の試合用にユニは購入決定!(もちろんイニエスタ!なんかミーハーみたいだけど、自分はバルサのトップに来た時からずっと好きです。現役選手の中では一番好きです。本当に前から好きだったんだってば!ねえ、しんちゃん証明して〜※マイミクさんのダンナさんです。ちなみに2番目はズラタンです。どうしてミランにいってしまったんだ…)
↑今は PSG ですけどね。
後はなに買うか物色してみます。
ここでは金額のリミッターを外そうかと思いましたが(いいオトナですからね)ユニの他にジャージ上下、マフラー、靴下2足でガマンしました(ガマンしてないって?)気分はホクホクです。
そういえば、スタジアムの中にも実際入れるんじゃないかと思い、チケットを見せたら入れました(これは、うそかも。チケットは手に持っていましたが、誰も見ていなかったのでそのままスルー)
離れの建物からエスカレーターに乗り、2階の連絡通路でカンプノウの中へ。入口ではバルサの歴史博物館みたいになってます。
そこを抜け、階段を降りると、眩しい光と共に緑色が目の前に拡がりました。
(この日記はリアルタイムで書いていないですが、この一文を書いていたらまたトリハダが立ってしまいました)
目の前に広がる緑色の一面の芝生を前にしたら、様々な思い、様々な感情が自分の中に流れ込み、その色んな物が自分の中で混沌とし、本当にその場でただ、ただ、立ち尽くすしか自分には出来ませんでした。
私は小学校からサッカーを始めて当時は気分は元気っ子だったのですが、体があまり強い方ではなく、しょっちゅう保健室で寝ているような子供でした、それが、小学4年生から武蔵フットボールクラブに入り(春日部の藤塚らへんにありました。懐かしい!)そこで、鍛えられ、中学校の顧問はヤクザみたいだったし(座っているパイプ椅子を投げてた)高校は商業高校だったせいで緩かったけど(先輩はメチャメチャ怖かった)社会人になっても、色々な所でサッカーをし続けてきた。最近ではフットサルしか出来ていないけど(自分の中ではサルとサッカーは別物です)私の人生の中では間違いなくサッカーは人生の一部。いや、半分ぐらいあるかな。後半分はビールw もちろんいやな事もいっぱいあったけど(鉄製の檻みたいなサッカーボール入れの中に閉じ込められ一晩とか先輩の理不尽なシゴキとか)
でも、それらを引っくるめても、サッカーをやっていて本当に良かったと、この場所に来て改めて思いました。
サッカーほど世界共通のスポーツはないと思う。みんなでやろうサッカーの輪(だまってないでついて来て〜)さて、この話も延々と続いてしまうので、この辺で。
ひとしきり感慨に耽った後、夜のバルセロナーマジョルカ戦に備える為、一旦宿へ帰ります。
ちょっと小腹が空いたので(さっきのフライドポテト全然食べてない)カテドラルを見にカタルーニャ駅を目指します。
バルセロナ旅行記2010 その4
読了時間:約 6分