仙台旅行 JOJO展と311について 20120802

ちょっと前にアットマークジョジョを見てるとジョジョ展やるってのを見てその日に勢いで新幹線とお宿の予約をしてしまいました。

行く日はちょうど夜勤明けで仕事で遅れれば新幹線に乗り遅れると思い12時30分の新幹線を予約したのですが、たまたま定時に仕事が終わり時間が余ってしまったので、神田駅そばにあるアプレシオという漫画喫茶で少し仮眠をして新幹線に乗り込みました。

新幹線に乗る前に駅弁と一番搾りを買い込みイザ杜の都へ！

仙台は気候的にどうなのかなと思っていたのですが、東京とさほど変わらず暑かったです。着いての第一印象は、おもったよりも都会でした。パルコも有るし、LOFTもあるし。駅前はさながら埼玉県の大宮市に似てました（失礼？）

今回予約したホテル法華クラブを目指してテクテク歩き出したのですが、一向に着かない。iPhoneの地図広げてるのに着かない。相変わらずの方向音痴っぷりを発揮して通常10分ぐらいの所を汗だくになりながら30分ぐらい掛けて到着。

部屋に着くなりシャワってしまいました。

一息ついて時計を見ると15時30分。とりあえず2chのジョジョ展スレを確認すると、平日入場券が販売終了との事。とりあえずローソンに行ってチケットを確認してみるとまだ平日入場券が発売されていたので、今日もちょっと覗いてみるかってな感じでチケットを購入。

テクテクとジョジョ展が開催されているメディアアークってな所を目指します。

メディアアークに到着すると、するすると中まで入れました。

中に入るとまずはビーティーがお出迎え！その横にはバオーが、アイリーンが！もう原画の迫力は凄まじくさながらヘブンズドアー状態に陥り体重が知らず知らずの内に減っているのではと思った（お前の人生はつまんないからイラネって言われそうですが）

そのあとは息つく暇もなく、ジョナサンから始まりツェッペリさんDIOダニー何をするだぁ～こいつ、死んでる･･･ジョセフシーザーリサリサクラッカーヴァレイカーズワムウエシディシドイツの科学力は世界一ｨｨｨｨｨJOJO受け取ってくれ〜そして考える事をやめた･･･承太郎ジョセフ若い者にはまだ負けん！ポルポル花京院アブドゥルキサマ見てるな！キリッとしたイギー（自分は初期の方が好き）全員集合で何故かアブドゥルじゃなくてホルホース承太郎のズボンのエメラルドグリーンの艶かしさギャングスターは輝かないジョルノブチャラティナランチャミスタアバッキオフーゴピストルズ大好き！トリッシュアニキ～殺ると思ったら殺ってるんだよマンモーニメローネホワイトアルバムメタリカおろろーんドッピオキングクリムゾンゴールドエクスペリエンスマフィアのドンになり口づけを受けるジョルノジョリーンと承太郎エルメスエフエフウェザーアナスイ壁の中の少年神父ホワイトスネーク最終的には誰だこいつらって人たちで終わるSBRニョホ！シーザージョナサンポロコロDIOD4C大統領ジョジョリオン and more･･･

そして最後に第4部仗助の等身大人形がグレートで億安康一グレイな承太郎ヨボヨボのジョセフキラークイーンコッチをミロォバイツァダスト吉良良影ジャンケン小僧と岸辺露伴僕の大好きなシゲチーミツケタゾシッシ！オーソンの横道の奥に住んでる幽霊の玲美さんと犬康一君が小さすぎる全員で天に向かって指を差してるやつ。今回の仙台での展覧会用に書き下ろした七夕とジョジョリオン。

もう盛りだくさんすぎて鼻血出そう。

満足しすぎてモナリザの手をみながらその〜、アレを公衆の面前でしてしまいそうです。

ジョジョがちょっとでも好きな人は絶対に見ておくベキだと思います！
原画のライブ感がビンビン伝わって来ますです。

もう半ば放心状態で物販している場所までボーッと歩く。物販に着いて特にほしい物は無かったのですが、クリアファイルを全セット購入w

本当に満足なジョジョ展でした。明日のチケットもあるけどもうイイやって感じなってしまったので、明日は午前はゆっくりしようっと。

三越そばの牛タン屋さんで牛タンとビールキメて、ホテルでゆっくりオリンピック見ながらビールを飲んで寝ました。

2日目は7時に起きてホテルで朝ごはんを食べてシャワーを浴びて出かけます。
さて、チケットは余ってるとはいえ、もうジョジョ展はお腹一杯なので何をするかなと仙台駅までテクテク歩く。

そういえば2chスレでループル仙台とかいう市内一周の観光バスが有るなと思いだしバス乗り場まで行ってみる。ループル仙台に乗り込み仙台市内を一周してみる。

しかし東北大学はすごい広いなあ。青葉城跡のある青葉山の所狭しと色々なキャンパスがある。後街中で原チャリが多いな〜と思っていたけど、ほとんど東北大学の方々がこの山を登るために原チャリな訳ですね。それにしてもこのループル仙台のバスの運転手は運転がちょっと荒いかも。山道はいいとして、市街地でも車線変更する際に隣の車をいかせてから変更すればいいのにスピード上げて右車線に変更してた。

市内を一周して時計を見ると11時。急に仙台のラーメン二郎がある事を思いだし、二郎に行ってみる事に。

11時20分頃到着するとすでに15人ぐらい並んでる。時間になり開店すると店構えより思ったよりも奥行きが有り一巡目で座れた。小ラーメンを食べる。スープは私の大好きな松戸二郎よりもカラめな感じ。麺は若干細めで手延べウドンのように歯で噛むとプッチンってな感じでうまい。チャーシューはコラーゲンたっぷりでトロトロ系。自分はホロホロ系が好みだけど、これはこれでうまい。けど味付けはやっぱりカラめかな。

汗だくになりながら完食しました。この年になると二郎を完食すると確実に気持ち悪くなります。

腹ごなしに駅までゆっくり歩く。今回のもう一つの目的地を目指す為市営バスに乗り込む。

仙台駅バス乗り場6番から終点「笹新田」という場所まで。そこから20分位かけて歩く。見渡す限り田んぼなのですが、建物が全然無い。有るのは瓦礫の山やひっきりなしに道路を往来するダンプカーばかり。しばらくすると一軒のガソリンスタンドが見えてくる。ただそこは人の気配が一切無い。窓ガラスは全て無く、支柱はひしゃげている。ガソリンを入れる機械はなぎ倒されていて、屋根は今にも落ちそう。

ここは津波の被害にあった荒浜地区という場所。

もうただただ立ち尽くすしかない。言葉が出ないっていう事はこういう事なんだとその場に立つと実感する。

もう少し海岸のほうに近づいてみる。

この時期はもう雑草がボーボーに生えているが、そのボーボーに雑草が生えている場所は元々民家があった場所。今は家の基礎部分しかない。見渡す限りの雑草は津波が来る前は住宅地であった場所。本当に住宅地だったのかと思わせるぐらいの雑草。2〜3軒の家が奇跡的に残っていたが、こちらも人は住んでなく放置状態。その雑草を掻き分け進むと小学校が見えてくる。元々校庭であったと思われる場所には車やバイクの瓦礫が並べられている。体育館もひん曲がっていて、何がなんだか分からない。その先に川が流れているがとても静か。スズメがチュンチュン仲睦まじく囀っているが、本当にその場所だけ時が止まっている様。

海まで歩いてみる。本来なら海水浴場らしいので、人の賑わいが聞こえてくるはずだが、そこはただ波が何もなかったかの様に打ち寄せている。たまに瓦礫を載せたダンプカーがこの海水浴場に似つかわしくなく黒煙を上げながら砂浜をドカドカ走って行く。何だ。ここに住んでいた人が植えたであろう紫陽花が弱々しく咲いている。誰も悪くない。でも事実を目の前にすると、何かのせいにしたくなる。神様が悪いのか。この時代に生まれたからか。運が悪かったからか。答えは出ない。でも生きている限り進まなければならないのもまた事実。答えは出ないけど、また日常に戻って行く。でも明日からの日常は確実に自分の中で何かが違ってくるのも事実。何が変わるのかは今の自分には分からないけれど。