この枝野さんの記事を読んでいる時「蓋然性」という聞きなれない単語が目に入ってきました。グーグル先生に聞いてみると「その事柄が実際に起こるか否か、真であるか否かの、確実性の度合。また、蓋然的であること。」という意味らしいです。
それって可能性とどう違うの?と思い、もうちょっと調べてみるとこのページに非常に分かりやすい説明がありました。
このページを読むと、可能性とは 1から100 の事、不可能性とは 0 の事。言葉として使うとき本来なら可能性はある・ないの2択らしいです。高い・低いで使う場合は蓋然性を使うと。ちなみに蓋然性の対義語は必然性(必ず起こるという意味)
ただ何となく言ってることは理解できるのですが、可能性という言葉を使っても決して間違っているとは言えないような気がするし、金田一先生も言ってましたが言葉の意味は時代と共に変化するので、現代では可能性という言葉を使ってもいいのかなとも個人的には思います。
一方で言葉の統一や簡略化に伴い、難しい漢字や現代の常用漢字から外れるもの、蓋然性はちょっと種類が違うかもしれないけど、いずれ言葉としては消えて行き、全ての人々の記憶から忘れられる言葉も有ると思うと、この先、言葉の博物館みたいなところが出来てその展示品のひとつ「失われた漢字達」とかの前で「昔はこんな漢字が使われていたのだった・・風の中のぎーーんがーーー」とか言葉博物館員が説明する日がくるのかもしれないのかも。
おまけ
蓋然性の蓋の字は草かんむりに去る皿です。(フォントがごちゃごちゃでよくわらりづらい)
蓋然性-GAIZENSEI-
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