ドラゴンタトゥーの女見ました

読了時間:約 5分

http://www.youtube.com/watch?v=Lm6V6QnkGQc

あらすじ
実業家の不正を暴く記事を書き名誉毀損で敗訴した記者ミカエルはそのせいで雑誌社を離れる。そこへスウェーデンの大企業グループの前会長ヘンリック・ヴァンゲルより依頼を受ける。表向きは彼の評伝を執筆することだが、真の依頼は40年前に行方不明になった少女ハリエットの事件の真相を探ること。ミカエルはヴァンゲル一族から話を聞き、当時の写真を再検証して事件の真相に迫る。
その頃、ミカエルのことも調査した調査会社の調査員リスベット・サランデルはその生活を後見人に管理されていたが後見人の男性が倒れ新しい後見人に性交渉を迫られる
ミカエルは過去の写真からハリエットが何かを知り、その直後に行方不明になったことを突き止める。そして捜査の進展にあわせ助手を探す。白羽の矢が経ったのはかつて自分のことも調査したリスベットだった。

今回オープニングでツェッペリンの移民の歌のカバー(あぁあぁぁぁぁぁぁあぁ!!:ゲシュタルト崩壊)がチョーかっこ良かったのですが、自分は映画館に行く前に腹ごしらえをしようと餃子屋に入ってしまい、餃子が思ったより出てくるのが時間がかかったこともあり、さらに映画館に入る前にビールとポップコーンを買って中に入ったら、ちょうどその場面が終わった後でしたw

そのチョーかっこいい移民の歌はこちらで聴けます。
http://www.youtube.com/watch?v=tcp9Ysi75f0

ちなみにその餃子屋さんは以下の場所です。
http://r.tabelog.com/tokyo/A1313/A131307/13025614/


この映画はデヴィッド・フィンチャー作品であり、自分は「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」が良かったのと、映画の宣伝で来日していたリスベット役のルーニー・マーラがたまたまテレビに出てて、映画と違ってめちゃめちゃキュート!だったので俄然見なければと思った次第です。

しかし邦題はどうにかならなかったのかな。

以下所感とネタバレがあります。


ルーニー・マーラの演技はすごかった!!

今回リスベット役を射止めたルーニー(オーディションにはナタリー・ポートマンも来てたらしい)は見た目はもちろんクールでかっちょえーですが、難しい役柄を本当に体当たりで演じていて、ルーニーを見るだけでもこの映画を見る価値があると断言してもいいぐらい迫真の演技でした。

以下の記事で詳細が分かります。

ルーニー・マーラが“ドラゴン・タトゥーの女”になるためにしたこと
http://woman.infoseek.co.jp/news/celebrity/story.html?q=hollywood_01Feb2012_24060


ダニエル・クレイグいいね!

007でおなじみのダニエル・クレイグですが、実は自分はこの人の007は見ていなくて、かつこの人自体の演技は見たこと無かったのですが、今回この映画ではすごくいい役者さんだなと思いました。
007ではセクシーでスマートな役を演じなければならないと思いますが、この人は、こういうヒューマンドラマっぽい哀愁漂う役の方が合ってると思いました。
系統は違いますが、ハリソンフォードのような渋い役者さんになると思います(上から目線でさーせん)


内容は・・・

あらすじでも書いていますが、40年前の少女失踪事件を過去の写真や資料を再検証しながら、真相に迫って行くという、まあありがちな内容で映画終盤で2人で解決に向かうのですが、
その後にちょっとしたエピソードが入ってくるのですが・・・
私は予備知識ゼロで見たので知らなかったのですが、こちらは原作がベストセラーの小説で、さらに3部作ということで、この映画が第1部という位置づけなので、致し方ないと思うのですが、そのちょっとしたエピソードは正直蛇足ではと、第2部でやっても良かったのではと感じてしまいました。
ただ第2部が有ると思って見れば、その布石にもなるのかな。


モザイク

この映画はR-15指定という事で、ショッキングなシーンももちろん、いわゆる「濡れ場」もありまして(古い)今回、陰部が出そうな濡れ場があるのですが、そこでモザイクが掛かります。
別にモザイクが掛かること自体はいいのですが、このモザイクが一気に興ざめするぐらいでかくて、雰囲気をぶち壊しにしてくれます。昨今の技術があれば、もっと自然にモザイクぐらい掛けれるだろうに。
映倫は何考えているのか(何も考えてないだろうけど)デヴィッド・フィンチャーは訴えてもいいぐらいのレベルだと思いますです。

まあ、色々言いたいこと言いましたが、間違いなく面白い映画です。
皆様は是非オープニングの「移民の歌」をお聞き逃しの無く。




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