前回の日記
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写真
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思い出したので追記。
オランジェリーのモネの所に居た監視員はダメダメなやつだった。
モネの睡蓮を見ている人たちに「水は飲むな!」とかほざいていたが、
その監視員は部屋と部屋の間のあまり目立たない所で
自分のポケットからお菓子を取り出しバクバクとやり、
さらにはペットボトルまで取り出し水をガブガブ飲んでた。
あいつはダメダメな監視員だ。
とりあえずベルサイユ宮殿のインフォメーションで
チケットを購入し中に入る。
さすがに宮殿。もうどこもかしこも宮殿。
絵画だけでなく、部屋ひとつ、装飾品ひとつ、
何気なく置いてある家具ひとつどれをとっても
とても丁寧な仕事がされている。
今の世の中では個を大切にする傾向があるので
難しいのかもしれないが、一人の権力者により
贅の限りをつくしてこういうものを作るのは
芸術の観点から見れば、ありなのかなと思う。
世界中に現存する芸術の中で、そういうものって
結構あると思う。ピラミッドしかり、タージマハルしかり。
凱旋門もそういう類いのものだと思う。
後世に残るようなすばらしい芸術を作成するなら
ありなのかなと思う。
まあ、ベルサイユ宮殿の中に関しては、
ルーブルを1日堪能した翌日な事もあり、
ぶっちゃけ感動が薄れているのも事実。
本当に人間は欲深いなあと。
ベルサイユ宮殿は宮殿ももちろんですが、
広大な敷地全体がベルサイユなので、
この後庭園も見学してみますか。
・・・と思ったのですが、
道順通りに進もうとすると、庭園には入れない。
入り口そばにあったインフォメーションで
適当にパンフレットの庭園らへんを指差して
聞いてみると、おばちゃんの口から思いもしない言葉が。
「キョウハアブナイアブナイ」
よくよく聞いてみると、宮殿が改築中らしく、
庭園の道も封鎖中との事。
さてどうしたものかとしているとまたそのおばちゃんが
パンフレットの地図を指差し、
「コッチカラコッチカラ」と、親切に教えてくれた。
まさか、フランスに来て日本語を現地の人から聞くとは
思いもしませんでした(フランス人は英語すらしゃべろうとしない)
ありがとう、おばちゃん!
宮殿の右側のゲートを目指しテクテク歩く。
空は晴れ渡っているが、風が結構寒い。
けどこの澄み渡った青空の中、景色を楽しみながら歩く。
15分ぐらい歩き、やっとこゲートをくぐり、地図を見ながら
まだ半分だな、と思いながらベルサイユの庭園を奥に向かい歩く。
すると、広大な庭園には馬やら羊やらがその辺に放牧している。
それと、この辺に住んでいると思われるらしき人が
マラソンやら、犬の散歩やらしている。
こんなすばらしい所に住めるなんて。
自分もインターネットと仕事があって、
最低限食べれれば、住んでみたいなと本気で考えた。
実際フランス(パリ)は食べ物もおいしいし、
パリは都会だし、町並みはすばらしいし、
車のマナーはあまりよくないけど、
住むにはなんら不便はない所だと思う。
自分もいづれ引退した時に住む場所の一候補として
本気で考えようかな。
なんて事をぼんやり考えていたら、
突然私の前方からセグウェイの集団が現れた!
わたしの目の前を男女
フランス旅行記 1/17 16:20 その2
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